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豊田 健介
Kensuke Toyoda
商学部
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- 分野 :
- 生物学
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- E-mail :
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- TEL :
- 045-566-1338
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- 専門 :
- 藻類学、ウイルス学
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- 学歴 :
- 東京海洋大学大学院 藻類学専攻(水産学博士)
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- 所属学会 :
- 日本珪藻学会、日本藻類学会、英国藻類学会、国際珪藻学会、国際藻類学会、国際植物命名規約連合会
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- 担当教科 :
- 生物学Ⅰ・II
研究・教育
珪藻類の形態・分子系統学的研究,珪藻類に感染するウイルスに関する研究
珪藻類はいたるところに生育する(北極の氷山の中,深海や90℃の温泉の中にもいますが,流石に砂漠やマグマの中にはいないかもしれません),現在の地球の陸上植物と同量の酸素を生成すると言われている大変重要な生物です。二酸化珪素(ガラス)の美しく,かつ微細な細胞壁を持ち,種数は10万種以上現存します。テレビなどで原始生物として扱われることが多くみられますが,実際は恐竜よりも新しく誕生したと考えられている,かなり進化した生物です。恐竜の祖先が誕生した時代,地球上の酸素濃度は約10%程度でしたが,何億年もの時をかけて現在の約20%になりました。「恐竜は現代の酸素濃度では生きられない」=「酸素濃度が上がったため絶滅に至った」という説がありますが,その時代に新たに誕生した酸素を大量に発生する生物,「珪藻」が恐竜の絶滅に関与したのかもしれません(私の勝手な空想です)。現在は,その恐竜を絶滅に追いやったかもしれない生物(?)の,形態・進化・生きていく上での重要な機能の解明を研究の主軸としています。また,珪藻類に感染するウイルスに関する研究も現在,再立ち上げ中です。
趣味
車は運転もいじるのも好きです
関連リンク
- 慶應義塾大学 生物学教室
http://www.sci.keio.ac.jp/biology/