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自然科学研究教育センター講演会 第25回 終了

人口と感染症の数理
2013.10.16
  • 日時 :
    2013年10月16日(水)18:00
    16:30~18:00
  • 会場 :
    慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎1階 シンポジウムスペース
  • 主催 :
    慶應義塾大学 自然科学研究教育センター
  • 講師 :
    稲葉寿 氏
    東京大学大学院数理科学研究科 准教授
  • 参加費 :
    無料 (学生の来場歓迎)
        (会場準備の都合上、塾外の方は事前申し込みをお願いします)
  • 対象 :
    学生・教職員・一般

このイベントは終了しました

講演要旨

個体群ダイナミクスは数理生物学において最も古くから研究されてきた分野であ るが、過去30年間に個体の様々な特性を反映できる構造化個体群モデルの手法が、 発展方程式の理論と相互作用しながら非常に発展を遂げた。本講演では、構造化 個体群モデルのルーツである年齢構造をもつ人口モデルと、そのもっとも重要な 応用としての感染症数理モデルをとりあげて、その基本的な概念や構造を紹介す る。これらのモデルは人口学と感染症疫学において核心的地位を占めるものであ り、我が国が直面する人口問題や新興再興感染症流行の問題を考えていく上で不 可欠な数学的ツールである。

プロフィール

稲葉寿 氏
稲葉寿 氏
東京大学大学院数理科学研究科 准教授
経歴
1982年京都大学理学部数学系卒後、厚生省人口問題研究所研究員となり、以後、 主任研究官、室長を歴任。その間、1988年~1990年、ライデン大学理論生物学研 究所、数学・コンピュータ科学研究所(アムステルダム)にて客員研究員。
1989年11月にライデン大学よりPhD取得。1996年東京大学大学院数理科学研究科助 教授、2007年同准教授となり、現在に至る。
専門領域:数理人口学・数理生物学
研究内容:人口や感染症の数理モデル、とくに年齢構造化個体群ダイナミクスの 数理解析
主な著書:
『数理人口学』 (東京大学出版会, 2002年)
『現代人口学の射程』 (編著, ミネルヴァ書房, 2007年)
『感染症の数理モデル』 (編著, 培風館, 2008年)

センター主催のシンポジウム・講演会について

当センターの活動の一環として、シンポジウム・講演会を年3〜4回程度開催しています。その目的は、多分野にまたがる自然科学の相互理解を深め、研究の推進と教育の質の向上を図ることにあります。参加費は無料です。特に指定のない場合、聴講の対象に制限はなく、事前申込は不要です。ただし、取材の場合は事前に許可を取って下さい。

天災・交通事情など予期せぬ事態により変更・中止となる場合がございます。
その場合、本ウェブサイトで告知しますので、事前にご確認下さい。

問合せ先:慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 事務局 (日吉キャンパス来往舎内)
〒223-8521 横浜市港北区日吉 4-1-1
Tel: 045-566-1111(直通) 045-563-1111(代表) 内線 33016
office@sci.keo.ac.jp

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