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自然科学研究教育センター講演会 第49回 終了

バイオマス資源の化学的な有効利用技術

Chemical Valorization Technology of Biomass Resources
2021.09.23
  • 日時 :
    2021年11月16日(火)16:30〜18:00
    16:30~18:00
  • 会場 :
    オンライン開催
  • 主催 :
    慶應義塾大学 自然科学研究教育センター
  • 講師 :
    三村 直樹 氏(Ph. D. Naoki Mimura)
    国立研究開発法人・産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 主任研究員(東北学院大学 客員教授(連携大学院))
    Senior Researcher, Research Institute for Chemical Process Technology, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)
  • 参加費 :
    無料( 事前申込必要
  • 対象 :
    学生・教職員・一般

このイベントは終了しました

申込方法

フォーム https://forms.gle/aBfnjq9cduWdjTco6からお申込みください。

参加者には11月15日(月)午後に、ZoomのミーティングIDとパスワードをメールでお知らせする予定です。
11月16日(火)正午までにメールが届かない場合は、office★sci.keio.ac.jp(星を @ に変換)までご連絡ください。

 申込期間
11月1日(月)午前9時~11月15日(月)正午

講演要旨

最近、地球環境問題への関心が急速に高まっています。IPCCは第6次評価報告書において「向こう数十年の間に二酸化炭素及びその他の温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、21世紀中に、地球温暖化は1.5℃及び2℃を超える」と公表しました。このような地球温暖化の進行を抑制するためには、その原因となっている化石資源由来のCO 2の排出量を大幅に削減する必要がありますので、日本をはじめ世界各国でCO 2削減技術の開発および普及が盛んに進められています。
このことに関連して、「バイオマス」というキーワードが良く聞かれるようになってきました。バイオマスは、動植物などから生まれた生物資源のことですが、本講演では、「バイオマス資源の化学的な有効利用技術」と題して、できるだけわかりやすく「バイオマス」の現状と将来についてのお話をさせていただきたいと思います。具体的には、「バイオマスとはどのようなものか?」から始まり、「なぜバイオマスが注目されるのか?」、「今、バイオマスはどのように使われているのか?」、「バイオマスを利用するための技術開発は何を目指しているのか?」等について、特に「化学的な」利用技術について重点をおき、講演者の取り組んできた研究の紹介なども交えながら、お話をしたいと思います。

プロフィール

三村 直樹 氏(Ph. D. Naoki Mimura)
三村 直樹 氏(Ph. D. Naoki Mimura)
国立研究開発法人・産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 主任研究員(東北学院大学 客員教授(連携大学院))
Senior Researcher, Research Institute for Chemical Process Technology, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)
(学歴、経歴)
1994年 東京工業大学 工学部 化学工学科 卒業
1996年 東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 修士課程 修了
1996年 通商産業省(当時)工業技術院 資源環境技術総合研究所 入所
2001年 工業技術院傘下の研究所の統合により独立行政法人・産業技術総合研究所に改組
2007年 大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻 博士課程(社会人コース)修了(博士(工学))
2007年~2008年 内閣府・総合科学技術会議(現在の「総合科学技術・イノベーション会議」)事務局(環境・エネルギー担当参事官付)へ出向(1年間)
2008年~2009年 フランス・リール第一大学、触媒・固体化学研究所へ海外派遣(1年間)
2009年帰国後、現在に至る (研究内容)触媒化学(バイオマス有効利用技術、水素エネルギー関連の触媒反応など)

センター主催のシンポジウム・講演会について

当センターの活動の一環として、シンポジウム・講演会を年3〜4回程度開催しています。その目的は、多分野にまたがる自然科学の相互理解を深め、研究の推進と教育の質の向上を図ることにあります。参加費は無料です。特に指定のない場合、聴講の対象に制限はなく、事前申込は不要です。ただし、取材の場合は事前に許可を取って下さい。

天災・交通事情など予期せぬ事態により変更・中止となる場合がございます。
その場合、本ウェブサイトで告知しますので、事前にご確認下さい。

問合せ先:慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 事務局 (日吉キャンパス来往舎内)
〒223-8521 横浜市港北区日吉 4-1-1
Tel: 045-566-1111(直通) 045-563-1111(代表) 内線 33016
office@sci.keo.ac.jp

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