自然科学研究教育センター講演会 第31回 終了
南極クマムシ調査隊
2015.05.11
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- 日時 :
- 2015年05月11日(月)16:30〜18:00
16:30~18:00
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- 会場 :
- 慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎1階 シンポジウムスペース
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- 主催 :
- 慶應義塾大学 自然科学研究教育センター
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- 講師 :
- 鈴木 忠
第56次南極地域観測隊 隊員/慶應義塾大学医学部生物学教室 准教授・当センター所員
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- 参加費 :
- 無料(事前申込必要。下記リンクから申込をしてください。)
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- 対象 :
- 学生・教職員・一般
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- 定員 :
- 100名
このイベントは終了しました
講演要旨
現在の南極大陸には大型の陸上動物は生息していませんが,南極にも生えているコケ(蘚類,地衣類)の中からは微小な動物が見つかります。これまで約60年の日本南極地域観測隊(JARE)では,主にコケ研究者が持ち帰った試料を用いて国内で南極微小動物の研究がされてきましたが,第56次観測隊の陸上生物チームはJARE初の「南極クマムシ調査隊」でした。その調査報告をお聞きください。
プロフィール

鈴木 忠
第56次南極地域観測隊 隊員/慶應義塾大学医学部生物学教室 准教授・当センター所員
名古屋大学大学院(昆虫変態ホルモン研究),浜松医科大学(糖脂質の構造研究)を経て1991年より日吉キャンパス勤務。昆虫精子形成過程の研究によって金沢大学大学院より博士(理学)。2000年以降クマムシ研究。2005-06年,コペンハーゲン大学動物学博物館。2006夏『クマムシ?!小さな怪物』(岩波書店)上梓。第56次南極地域観測隊(夏隊)隊員
センター主催のシンポジウム・講演会について
当センターの活動の一環として、シンポジウム・講演会を年3〜4回程度開催しています。その目的は、多分野にまたがる自然科学の相互理解を深め、研究の推進と教育の質の向上を図ることにあります。参加費は無料です。特に指定のない場合、聴講の対象に制限はなく、事前申込は不要です。ただし、取材の場合は事前に許可を取って下さい。
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