第26回 サイエンス・カフェ 終了
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- 日時 :
- 2013年12月27日(金)16:00
15:00~16:00
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- 会場 :
- 慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎1階 シンポジウムスペース
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- 主催 :
- 慶應義塾大学 自然科学研究教育センター
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- 講師 :
- 岡野栄之
慶應義塾大学医学部 生理学教室 教授
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- 参加費 :
- 無料
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- 対象 :
- 一般の方(中学生以上)
このイベントは終了しました
講演要旨
iPS細胞技術は、再生医療に加えて、ヒトの病気のモデル細胞として、病態解明や創薬への応用が期待されております。私たちはiPS細胞から神経幹細胞を作り、脊髄を損傷したマウスやサルにこの細胞を移植し運動機能の回復に成功しました。人間にこの技術を応用するためには移植の安全性などを現在検討を行っております。また、私達自身のデータを紹介し、アルツハイマー病やパーキンソン病の治療の可能性についても解説したいと思います。
プロフィール
所属機関:慶應義塾大学大学院医学研究科、慶應義塾大学医学部生理学教室
役職:大学院医学研究科委員長、教授
最終学歴:昭和58年慶應義塾大学医学部卒業 学位: 医学博士学歴・職歴
1983年3月慶應義塾大学医学部卒業
1983年4月慶應義塾大学医学部生理学教室(塚田裕三教授)助手
1985年8月大阪大学蛋白質研究所(御子柴克彦教授)助手
1989年10月米国ジョンス・ホプキンス大学医学部生物化学教室研究員
1992年4月東京大学医科学研究所(御子柴克彦教授)助手
1994年9月筑波大学基礎医学系分子神経生物学教授
1997年4月大阪大学医学部神経機能解剖学研究部教授
1999年4月大学院重点化に伴い大阪大学大学院医学系研究科教授)
2001年4月慶應義塾大学医学部生理学教室教授
2007年10月慶應義塾大学大学院医学研究科委員長
2008年 オーストラリア・Queensland 大学客員教授
2010年3月内閣府・最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)「心を生み出す神経基盤の遺伝学的解析の戦略的展開」・中心研究者受賞歴
三四会賞(1988), 加藤淑裕賞(1995), 北里賞 (1998), 塚原仲晃賞 (2001), 東京テクノフォーラム21・ゴールドメダル賞受賞 (2004), イタリアCatania大学Distinguished Scientists Award (2004), 日本医師会医学賞 (2004), 文部科学大臣表彰・科学技術賞 (2006), Stem Cells誌・Lead Reviewer Award (2007), 井上学術賞 (2008), 紫綬褒章 (2009), Johnson & Johnson Innovation Award (2011)学会活動
・ 2007年 第28回 日本炎症・再生医学会 会長
・ 2008年 第31回 日本神経科学大会 大会長
・現在の役職:
日本神経科学学会(パネル理事, 副会長),
日本再生医療学会 (理事),国際委員会委員長
日本炎症再生医学会(常任理事)編集担当
日本生理学会(常任幹事),
日本末梢神経学会(理事),
神経化学会 脳研究推進委員会委員長
International Society for Stem Cell Research (Board of Director)等専門:・分子神経生物学, 発生生物学, 再生医学
センター主催のサイエンス・カフェについて
当センターでは、サイエンス・カフェを年1~2回程度開催しています。これは一般市民の方と自然科学について、飲み物を片手に気楽に語り合うことをめざしています。講演会とは異なり、科学者と一般市民の間で積極的なコミュニケーションを行い、自然科学に対する相互理解を得ることが目的です。参加費は無料です。企画の内容によって、参加対象が指定される場合もありますので、ご了承ください。特に指定のない場合、事前申込は不要です。ただし、取材の場合は事前に許可を取って下さい。
天災・交通事情など予期せぬ事態により変更・中止となる場合がございます。
その場合、本ウェブサイトで告知しますので、事前にご確認下さい。
問合せ先:慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 事務局 (日吉キャンパス来往舎内)
〒223-8521 横浜市港北区日吉 4-1-1
Tel: 045-566-1111(直通) 045-563-1111(代表) 内線 33016
office@sci.keo.ac.jp