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第31回 サイエンス・カフェ 終了

自然における左と右 -左水晶と右水晶-
2016.07.23
  • 日時 :
    2016年07月23日(土)15:00〜16:30
    15:00~16:30
  • 会場 :
    日吉キャンパス、来往舎1階シンポジウムスペース
  • 主催 :
    慶應義塾大学 自然科学研究教育センター
  • 講師 :
    大場 茂
    慶應義塾大学文学部化学教室教授、同自然科学研究教育センター所員
  • 参加費 :
    無料
  • 対象 :
    一般の方(小学校高学年以上)
  • 定員 :
    50名

このイベントは終了しました

講演要旨

 右手と左手は、形は同じですが互いに鏡でうつした関係にあります。
 物質の世界でも、左と右の区別があります。その1つの例が水晶です。結晶の六角柱の方向の原子配列が左らせんのものと右らせんのものがあり、それがそれぞれ右旋性と左旋性の水晶です。分子の左と右は、ヒトの味覚や薬の作用にも影響します。天然に存在するアミノ酸や糖は、一方の型に偏っていますが、その理由はまだわかっていません。不思議ですね。

実習内容

キラリビュアー(簡易偏光器)を使った水晶球のエアリースパイラルの観察、および(+)-と(-)-リモネンの香りの比較など。

プロフィール

大場 茂
大場 茂
慶應義塾大学文学部化学教室教授、同自然科学研究教育センター所員
専門分野「結晶化学」、おもな著書「X線結晶構造解析入門」(化学同人)

センター主催のサイエンス・カフェについて

当センターでは、サイエンス・カフェを年2回程度開催しています。これは一般市民の方と自然科学について、飲み物を片手に気楽に語り合うことをめざしています。講演会とは異なり、科学者と一般市民の間で積極的なコミュニケーションを行い、自然科学に対する相互理解を得ることが目的です。参加費は無料です。企画の内容によって、参加対象が指定される場合もありますので、ご了承ください。特に指定のない場合、事前申込は不要です。ただし、取材の場合は事前に許可を取って下さい。

天災・交通事情など予期せぬ事態により変更・中止となる場合がございます。
その場合、本ウェブサイトで告知しますので、事前にご確認下さい。

問合せ先:慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 事務局 (日吉キャンパス来往舎内)
〒223-8521 横浜市港北区日吉 4-1-1
Tel: 045-566-1111(直通) 045-563-1111(代表) 内線 33016
office@sci.keo.ac.jp

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