第37回 サイエンス・カフェ
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- 日時 :
- 2025年07月26日(土)13:30〜15:00
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- 会場 :
- 日吉キャンパス(集合場所:第2校舎正面玄関)
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- 主催 :
- 慶應義塾大学 自然科学研究教育センター
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- 講師 :
- 土居志織
慶應義塾大学法学部化学教室 専任講師,センター所員
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- 参加費 :
- 無料(申込先着順)
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- 対象 :
- 小学3年生以上(小学生の場合は必ず保護者同伴)
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- 定員 :
- 30名
ご参加にあたってご確認ください
1.ご参加に際しては,安全と健康に十分ご留意ください。万が一,当日に事故やけが等が発生した場合でも,自己責任であることにご同意いただける方のみご参加いただけます。
2.本イベントでは,当日の様子を撮影いたします。撮影した写真および動画は,慶應義塾の公式ウェブサイトのほか,SNSや出版物などに掲載・使用させていただく可能性があります。写真および動画の使用にご同意いただける方のみご参加いただけます。
詳細
突然ですが,私たち人間が生きていくために絶対に必要なことって何だと思いますか?タイトルからネタバレしてしまっていますが,正解は「息をすること(呼吸)」です。これは人間だけではなく,地球上のほとんどの生物も同じで,目に見えない微生物でさえも私たちと同じように呼吸をし,生存しています。
ただし,微生物が私たちと異なるのは水中(酸素がない条件下)でも「息」ができることです。酵母や乳酸菌は水中で息をし,このプロセスによってそれぞれアルコールや乳酸を作ります。これがアルコール発酵および乳酸発酵です。これらの発酵によって私たちはパンやお酒,ヨーグルトを作ることができます。
今回のサイエンス・カフェでは,実際に商品としても販売されている,カラフルでかわいい人工のイクラを使って,微生物による「発酵」,中でも酵母による水中での「アルコール発酵」を観察し,目に見えない微生物たちも私たち人間と同じように「息」をして生きていることを実感していただきます。
注意事項
本イベントで使用する試薬は人体に無害ですが,「人工のイクラ」は食用ではありません。
また,「人工のイクラ」のお持ち帰りはご遠慮ください。
【集合場所】
当日は,第2校舎の正面玄関にお集まりください。
13時から受け付けを開始します。
第2校舎は,日吉記念館に向かって左手にある白い建物です(地図をご参照ください)。
【服装や持ち物など】
・滑りにくく,歩きやすい運動靴などでご参加ください。
・食紅を使用するため,エプロンを着用するなど汚れてもよい服装でご参加ください。
・熱中症予防のため,飲み物をご持参ください。ウォーターサーバーもご利用いただけます(※ただし,実験室内での飲食はご遠慮ください)。
・筆記用具をご持参ください。
・マイナ保険証,健康保険証などを忘れずにご持参ください。
プロフィール

センター主催のサイエンス・カフェについて
当センターでは、サイエンス・カフェを年1~2回程度開催しています。これは一般市民の方と自然科学について、飲み物を片手に気楽に語り合うことをめざしています。講演会とは異なり、科学者と一般市民の間で積極的なコミュニケーションを行い、自然科学に対する相互理解を得ることが目的です。参加費は無料です。企画の内容によって、参加対象が指定される場合もありますので、ご了承ください。特に指定のない場合、事前申込は不要です。ただし、取材の場合は事前に許可を取って下さい。
天災・交通事情など予期せぬ事態により変更・中止となる場合がございます。
その場合、本ウェブサイトで告知しますので、事前にご確認下さい。
問合せ先:慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 事務局 (日吉キャンパス来往舎内)
〒223-8521 横浜市港北区日吉 4-1-1
office@sci.keio.ac.jp