2026.09.09
天然ゴム生合成の進化的・生理的基盤をマルチオミクス解析で解明
慶應義塾大学自然科学研究教育センター所員・
栗原恵美子助教(有期)(生物学、商学部)が共同筆頭著者として参画した国際共同研究の成果が、2025年10月10日、学術誌『GigaScience』に掲載されました。
本研究では、天然ゴムの唯一の商業的供給源であるパラゴムノキ(Hevea brasiliensis)とその近縁5種を対象に、ゲノム比較解析とマルチオミクス解析を行いました。ゲノム、プロテオーム、リピドーム解析で得た情報を統合して比較することにより、ゴム生合成に関わる遺伝子群がどのように獲得・拡張されてきたのか、またラテックス中でゴムが合成・蓄積されるための生理的基盤はどのようなものかについて、その一端を明らかにしました。なお、本研究成果については慶應義塾大学よりプレスリリースも行われました。