• 現在のページは HOME
  • 研究プロジェクト
  • 送粉昆虫と被子植物が織りなす多感覚コミュニケーション のページです。

送粉昆虫と被子植物が織りなす多感覚コミュニケーション

送粉昆虫と被子植物が織りなす複雑な相互作用を化学・分子・進化生態学的な観点から紐解く。

  • メンバー :
    森 信之介(代表)
  • プロジェクト期間:
    2026年度プロジェクト [ 2026年度〜継続中 ]

目的

被子植物にとって、花粉を運び受粉を媒介する動物(送粉者)は種が繁栄する上で重要なパートナーである。花は色や匂いなど多様な経路で送粉昆虫の感覚に訴え、訪花を誘う。これらの形質はどのような化学因子で説明できるのか、また送粉昆虫との相互作用の中でいかに進化を遂げてきたのか。植物の繁殖戦略や種分化の理解を目指し、これらの問いに挑む。

内容

本研究では、花がもつ視覚・嗅覚シグナルや蜜・花粉などの報酬を対象に、化学分析によって含有成分を同定する。また、それらの成分を用いた行動実験によって、昆虫が嗅覚・視覚・味覚など多様な感覚を介して示す応答を明らかにし、訪花や採餌行動に作用する化学因子を特定する。さらに、それらの因子の生合成経路に関与する遺伝子発現を解析し、分子基盤を多階層的に解明する。加えて、系統比較解析によって、送粉者との相互作用が花形質の進化に与えた影響を検証する。これらを統合することで、花の化学的多様性の形成に送粉者との相互作用がいかに影響してきたのかを紐解く。

Page Top