光源の特徴

  • 全体的に島津の光源のほうが優秀である。もう片方の細いタイプの光源は、輝線にまじって連続スペクトルが見える場合がある。

島津

種類原子名元素番号線の本数特徴
水銀Hg804見やすい
ナトリウムNa116~9見やすい
カドミウムCd486~8見やすい

それ以外

種類線の本数特徴
蛍光灯4
水素3
酸素5見やすい輝線がない
窒素NAほぼ連続スペクトル
アルゴン3たくさん見えるが、見やすい輝線なし。
ヘリウム76本は観測しやすい
ネオン23多いが測定はしやすい

エネルギー準位の同定

表の見方

  • 原子の名前に
    Ne I, Ne II
    のような記述が出てくる。Iは中性、IIは第一イオン化された原子をあらわす。 http://www.cfa.harvard.edu/amdata/ampdata/kurucz23/spectro-not.html
  • Intensityの数字の横の(*)は、複数の準位が近すぎて区別できない
  • Intensity の横に文字がつくことがある
    b - band head
    c - complex
    d - line consists of two unresolved lines
    h - hazy
    l - shaded to longer wavelengths
    P - a persistent line 
    r - easily reversed
    s - shaded to shorter wavelengths
    u - unresolved shoulder on strong line
    w - wide
  • Akiは遷移確率
  • 表が5行おきに青色で塗られている。表を見やすくするためで意味はない(と思われる。)

波長の計算(グレーティング)

グレーティング(回折格子)を用いた実験において、波長は

a math image

から求まる。αは回折の角度、dは光子間隔、nは何番目のパターンかをあらわす。αは最大0.13 [rad] 程度で、sinα〜α としたときの値の誤差は最大0.3%である。

参考文献


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Last-modified: 2006-06-02 (金) 18:59:36 (1032d)