駒込ピペットの使い方
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はじめに
駒込ピペットは、1920年代に東京都立駒込病院の第5代院長 二木謙三によって安全で迅速にサンプルを採取するために、考案されたピペットである。その 名前は、病院の名前に由来している。厳密な計量に適さないが、実習などでは、手軽にサンプルを計量できるため、世界中で広く用いられている。
手順 (Flash Movie)
- ガラス部分を小指と薬指でしっかりと持つ。
- ゴム球を親指と人差し指で押し、空気を抜く。
- そのままピペットの先を液面につける。
- ゴム球を押さえていた親指を完全に緩め液体を吸い込む。このとき、測りとる量より少し多めに吸い取るようにする。
- ピペットの先を液面から離してから、ゴム球を押して、測りとる量まで液体を押し戻す。
- ゴム球を押さえていた指をゆっくり離し、安定した状態でピペットを移動し、静かに測りとる容器の側面にピペットの先をつけるようにして注ぐ。(測りとる容器に別の溶液が入っている場合は、ピペット先端は、容器に触れないようにして、静かに滴下する。)
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