* 慶應義塾大学(日吉・矢上)特色GP合同シンポジウム [#o8e1f458]

#contents

** 案内 [#of44c102]

CENTER:&size(12){日吉特色GP「文系学生への実験を重視した自然科学教育」・矢上特色GP「自立と創発の未来先導理工学教育」};
CENTER:''慶應義塾大学(日吉・矢上)特色GP合同シンポジウム''
CENTER:&size(18){''「自然科学教育における慶應義塾大学の挑戦」''};

:日時:|2007年12月15日(土) 13:00〜17:30 &color(red){(※終了しました)};

:会場:|慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 1階 シンポジウムスペース&br;
・[[アクセス>http://www.keio.ac.jp/access/ac_hiyoshi.html]]&br;
・[[キャンパスマップ>http://www.keio.ac.jp/access/hiyoshi.html]]

#br
LEFT:&size(16){''プログラム''};

-''開会の挨拶'' 13:00〜13:05&br;
 安西 祐一郎(慶應義塾大学長)
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-''第1部''&br;
 司会:岡田 英史(慶應義塾大学理工学部教授)&br;

--''報告'' 13:05〜14:25&br;
''「日吉キャンパス特色GPの取組の理念とその実現に向けて」''&br;
 福澤 利彦(慶應義塾大学商学部教授)
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''「矢上キャンパス特色GPの取組の理念とその実現に向けて」''&br;
 大森 浩充(慶應義塾大学理工学部教授)
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-- ''基調講演'' 14:25〜15:10&br;
''「慶應義塾大学の自然科学教育に関する期待」''&br;
 北城 恪太郎(日本アイ・ビー・エム最高顧問、経済同友会終身幹事)
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-''第2部''&br;
 司会:小宮 英敏(慶應義塾大学商学部教授)

-- ''パネルディスカッション'' 15:25〜17:25&br;
''「自然科学教育における慶應義塾大学の挑戦」''&br;
招待パネリスト(50音順)&br;
 ・井上 卓己(文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学改革推進室室長)&br;
 ・北城 恪太郎(日本アイ・ビー・エム最高顧問、経済同友会終身幹事)&br;
 ・関根 勉(東北大学高等教育開発推進センター教授)&br;
 ・中西 茂(読売新聞東京本社編集委員 「教育ルネサンス」取材班デスク)&br;
&br;
学内パネリスト(50音順)&br;
 ・青木 健一郎(慶應義塾大学経済学部教授)&br;
 ・伊藤 公平(慶應義塾大学理工学部教授)&br;
 

- ''閉会の挨拶'' 17:25〜17:30&br;
 西村 太良(慶應義塾教育担当常任理事)
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- ''懇親会'' 18:00〜20:00


''リンク''
- [[共同シンポジウムのページ>http://www.sci.keio.ac.jp/gp-sympo/]]
- [[日吉特色GP>http://www.sci.keio.ac.jp/gp/]]
- [[矢上特色GP>http://www.st.keio.ac.jp/news/support_program01.html]]

#ref(合同シンポジウムポスター.pdf)

** 趣旨 [#la4a4daa]

「我慶應義塾に於て初学を導くに専ら物理学を以ってして、恰も緒課の予備となす・・・」(福澤諭吉:時事新報1882年)が端的に示すように、慶應義塾大学では開学(開塾)当初から自然科学を重視する教育理念があり、理系・文系を問わず全ての学生に自然科学に重きを置いた教育を行っている。日吉キャンパスでは1949年の新制大学移行と同時に、文系学部学生を対象とした実験を含む自然科学科目を設置し、現在文・経・法・商4学部の1学年4000名あまりの全ての文系学生が自然科学を履修し、そのうちの7割(3000名前後)の学生が実験を含む科目(生物学・化学・物理学)を履修する「実験を重視した自然科学教育」に取り組んでいる。一方、1944年藤原工業大学を引き継いで発足した慶應義塾大学工学部は、1981年理工学部に改組した後、改編・設置を経て,現在は矢上キャンパスにて11学科による「自立と創発の未来先導理工学教育」に取り組んでいる。日吉キャンパス(文系学生対象)と矢上キャンパス(理工系学生対象)で実践されているこれらの自然科学教育は、特色ある教育実践を支援する文部科学省の高等教育支援事業「特色GP」に採択された(「矢上キャンパス特色GP」平成16年度採択、「日吉キャンパス特色GP」平成17年度採択)。

 日吉キャンパス(文・経・法・商4学部)と矢上キャンパス(理工学部)の二つの特色GPの事業推進担当者は、今年12月15日(土)に,慶應義塾大学における自然科学教育の更なる質の向上を図ることを目的とした合同シンポジウムを開催する。このシンポジウムでは、二つの特色ある教育の「取組の理念とその実現に向けての現状」を報告すると同時に、学外からのパネリストを交えて二つの特色GPが取組んできた「慶應義塾大学における自然科学教育」の意義に関して討論する。
 現在,大学教育のあり方に関しては様々な議論がなされ、卒業生を受け入れる社会・企業の側からの大学教育に関する期待・要望と、教育を実際に担っている大学側の教育に関する考え方の間に、重複する部分とすれ違っている部分の存在が明らかになっている。本シンポジウムでは、これらの意見の一方を重視するのではなく,そこに存在する違いに注目し、それらに関して議論を深めることによって,違いを止揚した教育理念を構築することを目指す。本シンポジウムに多くの方々のご参加を頂き、活発な意見交換が図られることを期待したい。

** 終了報告 [#v47d48f8]

慶應義塾大学日吉キャンパス特色 GP(文・経・法・商学部)と矢上キャンパス特色 GP(理工学部)の合同シンポジウム「自然科学教育における慶應義塾大学の挑戦」を、2007 年 12 月 15 日(土) 13 時から 17 時 30 分まで 4 時間(途中 30 分の休憩を挟んで)にわたって実施した。シンポジウムは、一部が両特色GPの活動報告および北城恪太郎氏(日本アイ・ビー・エム最高顧問)の基調講演、二部が外部からの 4 名の招待パネリスト(井上卓己 文部科学省大学改革推進室室長・北城恪太郎 日本アイ・ビー・エム最高顧問・関根勉東北大学高等教育開発推進センター教授・中西茂 読売新聞東京本社編集委員)に両特色 GP から各一名のパネリストを加えてのパネルディスカッションで構成された。以下はシンポジウム実施結果の報告である。

+''シンポジウムの成果''&br;
慶應義塾内でそれぞれ文系および理工系学生に対する自然科学教育に取組んでいる 2 つの特色 GP が合同で、「自然科学教育のあり方」を議論するシンポジウムを実施したことにより、参加者の「大学における文系・理工系の自然科学教育の意義とそのあり方」に関する理解を深めることができた。
+''今後の事業への反映''&br;
基調講演およびパネルディスカッションにおいて、慶應義塾大学の自然科学教育に関して、各界からの考え方が示された。これを踏まえて、自然科学教育の更なる質の向上を目指して、両取組が今後ともより緊密な協力関係を持つことが確認された。
+''参加された方の人数と業種''&br;
75 名(うち、省庁関係:1 名、民間企業:7 名、大学関係:59 名、高校関係:6 名、学生:2 名)

** 合同シンポジウム報告書 [#xea5d853]
合同シンポジウム報告書をアップしました。

第一部

#ref((日吉・矢上)特色GP合同シンポジウム報告書 1.pdf)
 

第二部

#ref((日吉・矢上)特色GP合同シンポジウム報告書 2.pdf)

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